ラピスト資格取得情報サイトRiraSeraでは、セラピストの取得をはじめ、セラピストの資格の種類に関するすべての情報をお届けするセラピスト資格取得情報サイトです。

ランドセルの重さが原因で子供が腰痛に!!小学生を襲う腰痛の原因3つ

5月 21, 2018

現代の小学生のランドセルが重すぎる問題

腰痛と言えば、加齢による筋力の低下や骨の老化など「大人の症状」というイメージがありますが、近年、食生活や生活習慣の変化、運動やスポーツによる腰骨への反復する負担などに伴い、腰痛で悩む子ども(15歳以下)も増えていると言われています。

最近では、重たいランドセルを背負って学校へ通っている子供が、腰痛を抱えているというニュースなども目にするようになりました。教科書や筆記用具と、年々持ち物が多くなり、ランドセルの重さは、10キロ以上とも言われています。毎日、重たいランドセルを持ち歩くことによって、腰に負担がかかり、成長期の子供の姿勢にまでも影響を与えます。

「ランドセルの重たさが原因で腰痛になる」というニュースが広がり、世間では「置き勉(オキベン)が認められました。」など、小学校やネットでみかけるようになりましたが、腰痛の原因はランドセルの重たさだけが主な原因ではないようです。

小学生の生活リズムの乱れや、子どもの「低体温」、「冷え症」なども原因としてあげられています。

子供の腰痛の原因とは?チェックする4つのポイント

🔴<チェック1>姿勢の悪さ

近年、子供の身体に関する不調の中でも、「姿勢の悪さ」や「姿勢が関与する」と考えられる身体の不調が多く挙げられているそうです。身体の不調を感じている児童・生徒について教員を対象に回答を求めたところ、上位10項目に、小学生では「背中ぐにゃ」中・高校生では「腰痛」「首・肩のこり」が挙げられたそうです。そして、子どもにおける頸部、背部や腰部の痛みは屈曲した姿勢と関連することが示されていて、小児期に発生した腰背部の痛みは成人以後の痛みの危険因子になりうると言われているそうです。

引用:発育に伴う安静立位姿勢変化の 幾何学的評価に関する検討

昔は家庭や学校などで「姿勢を正しましょう」と厳しく言われてきましたが、最近はパソコンやゲームなど遊びや生活習慣の変化などもあり、子どもの姿勢が悪くなってきていると言われています。猫背や、足を組むなどの姿勢を続けると、子どもの場合は、身体の発育にも影響し、骨盤や背骨のゆがみにも繋がってきます。

最近、「立腰(りつよう)教育」という指導がテレビ番組で取り上げられ、多くの幼稚園や保育園でも実践されているそうです。

「立腰」とは、椅子に座った時に意識して背筋を伸ばす(姿勢を正す)ことです。姿勢が正しくなることで、腹筋や背筋が鍛えられ、学習への集中力も身に付きます。そして、昔のようにただ「姿勢を正しなさい」というだけでなく、骨格標本を使って科学的、解剖学的に説明することによって、子どもの理解も容易になるようです。また姿勢の悪さは、「腰痛」だけでなく「便秘」や「下痢」にも関係しているとも言われています。

🔴<チェック2 >ロコモティブシンドローム?~運動不足

 

近年、塾通いや家でのパソコン・ゲームなどの影響で、子どもが身体を動かす機会が減ってきています。運動不足の影響から、筋力の低下につながり、腰痛や肩こりの子どもが増えているそうです。文部科学省の調査からも子どもの運動不足はますます悪化していて、老人の体力の衰えで言われる「ロコモティブシンドローム(運動器機能不全)」と同じ状態だというのです。

昔と比べると、車や公共機関、エスカレーター、エレベーターなどの利用、また家電製品の普及により家事労働が楽になり、大人も身体を動かさなくなりました。子どもに関しても、外遊びが減っただけでなく、雑巾がけなどのお手伝いをする機会も減ってきています。

高齢者のロコモは、骨粗鬆症による骨折、軟骨の減少により関節が硬くなったり、筋力の低下を指しますが、子どもも同じような状態になっているそうです。

幼稚園児では、しゃがめない子ども、ボールが不通に投げられない、小学生では、じっと椅子に座れない、授業中に椅子から落ちる子などもいるそうです。

とにかく疲れやすく、肩こりや腰痛で保健室に来る子もいるそうです。体幹が弱く、運動習慣がないので身体も硬く、血流が悪くなっているのが原因として考えられるそうです。

引用:子どもの体の異変ロコモの症状と予防対策!ロコモ体操で体幹を鍛える

塾やパソコン、ゲームであまり身体を動かさないだけでなく、食べすぎや偏った食生活による肥満などで運動不足の子どもも増えているようです。

本来であれば、家庭でしっかりと食事面など管理できるといいのですが、核家族化や共働き世帯も増え、なかなか手作りの食事が作れず、※ジャンクフードに頼ってしまっている家庭も多いのではないでしょうか?

※ジャンク‐フード(junk food)即席麺(めん)やスナック菓子など多種・大量に生産されている食品。また、高カロリーだが、栄養価が低く、添加物の多い食品。引用:デジタル大辞泉

また、反対にモデルや芸能人のように痩せたい、綺麗になりたいという願望からダイエットが、最近では大人ばかりでなく中高生、さらには小学生にまで及んでいるといいます。

子どもが成長期に必要な摂取カロリーを減らすようなダイエットを行うと、 成長に必要な栄養が不足してしまいます。特に骨は成長期において、最大骨量を獲得する時期なので、カルシウムやビタミンDなどの不足により、骨密度が低くなってしまいます。

岡山大学からは、骨量が増える時期は女の子では11~15才、男の子では13~17才がピークと発表されています。また、日本骨粗鬆症学会によると、「骨粗鬆症の予防において重要なことは,まず第一に,成長期に骨量を十分に増加させて高い最大骨量を獲得すること」が重要で、最大骨量が高ければ高いほど、年をとってから骨粗鬆症になりにくくなるそうです。

🔴<チェック3>筋肉の使い過ぎ

成長期にオーバーユース( 使い過ぎを原因とする痛み、障害 )によっても腰痛が起こってしまいます。

成長期の激しい運動やスポーツは、技術やフォームなどが未熟だったり、疲労の蓄積などで腰痛が引き起こされることもあります。

特にランニングで間違ったフォームでの反り腰、器械体操などで腰が反ることが多いスポーツ、テニスや野球などの腰をひねる動作が多いスポーツなどを繰り返し行うと、未完成の腰椎にストレスがかかります。

スポーツによる筋肉疲労の蓄積は、筋肉の緊張が続く状態となりますので、運動後はストレッチで十分に伸ばしたり、ぬるめのお風呂でゆっくり浸かり、筋肉をほぐすのが良いとされています。

痛みがひどい場合は、冷やして安静にするのが良いですが、激痛で眠れない、数日経過しても痛みがひかない場合は、整形外科の受診をおすすめします。

また、休息を取ることも大切で、充分な睡眠時間の確保や、運動によるダメージを回復するための休憩を取ったり、食事で筋肉を作るための栄養をしっかり取ることも大事です。

🔴<チェック4>低体温・冷え症

小・中・高・大学生の男女とも、学年の進行に従って「冷え症」だと思う人の割合は増加していて、男子では3割、女子では7割に認められたそうです。

また、高校生が最も冷え症や健康状態が不良で、特に女子は年齢が進むにつれて強くなるそうです。

これは、生活状態に加え、ホルモン状態なども関係しているそうですが、日常生活をより快適にするためにも「冷え症」を予防する必要が明らかになったそうです。

引用:小・中・高・大学生の冷え症と健康状態に関する研究   京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻紀要 : 健康科学 : health science (2014), 9: 7-10

冷え症といえば大人の女性がイメージされますが、最近では冷え性の男性や子どもが増えてきているそうです。そして子どもは体温が高いというイメージがありますが、やはり最近では平熱が36℃以下の低体温の子どもも増えているそうです。冷え症で血行が悪くなると腰痛の原因にもなります。

子どもの冷え症の原因としては、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足、運動のし過ぎ、テレビ・ゲーム・パソコン・スマホのし過ぎ、冷暖房設備が整いすぎていることなどで自律神経が乱れてしまうことが考えられます。

最近は親が忙しいこともあり、コンビニ弁当やファストフードで済ませたり、朝食をしっかり食べなかったり、不規則な食事、化学調味料や食品添加物の摂りすぎ、清涼飲料水などの甘い飲み物を摂りすぎることによって、血液中の糖質や脂質が増え、冷えや不調になりやすくなります。

また、運動不足(同じ姿勢)や運動のし過ぎだと、骨盤回りの筋肉が張ってきたりして血流が悪くなります。

テレビ・ゲーム・パソコン・スマホなど「長時間の同じ姿勢」で「画面を見続ける」ことで、目や筋肉が疲れてしまいます。そして夜遅くまで画面の光の刺激を受けると自律神経が興奮状態になりますので、身体が「休憩モード」に切り替われなくなり、眠りが浅くなったり、睡眠不足を招くことになります。睡眠不足は、日中の集中力や記憶力の欠如、体力の低下を招き、運動不足にも陥ることになります。

そして、現代はエアコンや暖房器具など空調設備が整い、生まれた時から快適な空気環境で過ごしているので体温調節機能が鍛えられません。昔よりも体温調節をしないでいい環境に慣れてしまうと、自律神経の乱れや低体温の原因にも繋がります。

体温調節が出来るように自律神経の働きを正常化するために、睡眠や食生活を改善することをおススメします。

腰痛を予防するために気を付けたいこと

  • 夜、早めの同じ時間に就寝、朝も同じ時間に起床するよう、規則正しい生活を心掛ける。
  • 昼間は十分な運動で汗をかくようにする。
  • 朝食をしっかりと摂る。
  • 化学調味料や食品添加物の摂りすぎ、清涼飲料水などの甘い飲み物を控え、なるべく旬の食材や身体を温める食材などを使った料理を摂るようにする。
  • クーラーの設定温度を低くしすぎない。
  • お風呂は38~41℃ぐらいのぬるめのお湯に15分ほどゆっくりゆったり浸かる。特に炭酸系の入浴剤を使用すると、自律神経のバランスを整えたり、血流が促進されますので、冷え症からくる腰痛にも効果が期待できます。

出典「炭酸泉とクエン酸で健康をつくる会」

記事を監修したセラピスト

湯川優先生

妊婦特有の悩みや、逆子の矯正、妊娠中の腰痛、股関節痛など悩みを解決する妊産婦整体、マタニティー婦人科系整体師。婦人科系へのアプローチができる柔道整復師は日本有数の中でも貴重な存在。また、スポーツ選手や世界のトップアスリート達からも高く評価される2極の柔道整復師。>>インタビューを読む



リラクゼーションサロンに人気の入浴剤!

コメントは受け付けていません。

ページの先頭へ
運営理念運営者情報サイトマッププライバシーポリシー免責事項賛同・協賛企業様募集について
Copyright © 2018 セラピスト資格情報サイトRiraSera!セラピストの資格の種類とお仕事や活躍を紹介するメディア