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リンパマッサージとは?冷え性対策のためのリンパの仕組みを学ぶ

7月 31, 2017

「リンパマッサージ」「リンパドレナージュ」「リンパドレナージ」とは?

健康や美容に関心が高まる昨今、「むくみ改善や、血流を良くするため、リンパマッサージやリンパドレナージュが効果的」などという表現をよく見聞きします。

「リンパマッサージ」「リンパドレナージュ」はよく知られていますが、実は「リンパドレナージ」という言葉もあるのはご存知でしょうか?

どれも、リンパを流す目的で、ドレナージュ(ドレナージ)の意味はフランス語で「排出」のことです。

「リンパマッサージ」「リンパドレナージュ」は、主にエステ・リラクゼーション業界で使われている施術、手技のことです。

「リンパドレナージ」は、医療目的で使われていて、ガンの手術後やその他の疾病などにより起こる「リンパ浮腫」に対する治療を行うことです。
医師の診断および指示に基づいて、患者さんやその家族に対する生活指導、また保存的治療となる「複合的理学療法」で、治療が目的になります。美容や健康に関する記事などでよく耳にする「リンパ」とは、また違うものなのです。

今回ご紹介する「リンパ」は、健康、美容、リラクゼーションが目的の「リンパ」のことですが、そもそも「リンパ」とは何でしょう。

「リンパ」とは?

リンパとは、「英語「lymph」からの外来語で、古くは「清水の流れ」や「泉」を意味した。 英語の「lymph」はフランス語「lymphe」からで、「lymphe」は「澄んだ」「水」を意味するラテン語「lympha」に由来し、その語源は「泉の女神」や「水の女神」を意味するギリシャ語「nymph」である。」語源由来辞典より

一般的にリンパと言えば、主にリンパ液のことを指すことが多いようですが、正確にはリンパ液と呼ばれる透明な液体を運搬する導管ネットワークの事です。「リンパ液」、「リンパ管」、「リンパ節」、「リンパ性器官」を総称したもので、リンパ系とも言います。リンパ系にはお互い関連した3つの機能があります。

組織から不要になったものを取り除く働き(老廃物運搬機能)、消化吸収された脂肪酸と脂質を循環系まで運ぶ働き(脂肪酸運搬機能)、リンパ球などの免疫細胞を産生する働き(免疫機能)という、非常に重要な働きをしています。

リンパの仕組みと種類


出典:リンパ管の構造と機能|身体のしくみとはたらき―楽しく学ぶ解剖生理

●「リンパ液」とは
リンパ液は無色、もしくは淡黄色の透明な液体で、体に溜まった老廃物や毒素を回収し、尿や便として排出する働きをしています。リンパ液は血液とは違い、運動や筋肉の収縮などにより管内をゆっくり流れているのが特徴です。

●「リンパ管」とは
心臓から出た血液は動脈を通り、血液と酸素と栄養を全身に送り届け、毛細血管より静脈へ流れ心臓に戻って来ます。身体を流れる途中で、動脈の毛細血管からリンパ液が染み出します。染み出したリンパ液の約90%が静脈に吸収されますが、静脈に入りきらない残りの10%のあふれた分は老廃物や有害物質(異物)とともにリンパ管に吸収され、最終的に静脈に取り込まれて心臓まで戻ります。

リンパ管の特長は、血管とは異なり、始まりと終わりがあります。リンパ管は手足の先で始まり、首の方で終わります。さらに、リンパ管は浅リンパ管と深リンパ管がありますが、割合は7:3と浅リンパ管が圧倒的に多く、浅リンパ管は皮下静脈と同じ走行をしています。深リンパ管は血管に伴走して、網の目のように血管を取り巻いています。

●「リンパ節」とは
リンパ節は、リンパ液の濾過装置のような中継点で、リンパ液に含まれる異物は静脈と合流する前にリンパ節で捉えます。ここには白血球やリンパ球がありますが、免疫細胞のリンパ球によって運ばれてきた異物などを攻撃し、綺麗なリンパ液が心臓へと送られていきます。リンパ節は、2㎜~3㎝程の大小様々な豆状の結節が数個から数十個で群れをなしていて、全身に800箇所もあります。臨床医学ではリンパ腺とも呼ばれています。リンパ節はしばしば細菌との闘いのために炎症を起こしますが、そうすることによって身体のあちこちで炎症が起こることを防いでいるからなのです。リンパ節は、顎、首、耳の前、鎖骨付近、脇の下、お腹、肘や膝の裏、足のつけ根などにありますが、その半数以上が腹部に集中しています。

●「リンパ性器官」とは
体の器官のうち、リンパ球をつくる組織を中心として構成されているものをリンパ性器官と言います。それぞれのリンパ性器官の組織の構造は、細かい網のようになっていて、それぞれの網目には、リンパ球が数多く入り込んでいます。舌扁桃、口蓋扁桃、虫垂、リンパ節、胸腺、脾臓などがこれに属します。

出典:リンパ管の構造と機能|身体のしくみとはたらき―楽しく学ぶ解剖生理

「リンパの流れ」について

心臓のポンプ機能によって、人間の身体は絶えず血管の中を血液が流れています。血液が全身を回るのには約1分かかりますが、リンパは、1分間に30㎝前後と言われています。リンパ管やリンパ節には心臓のようなポンプ機能はなく、静脈と同じようにリンパ液の逆流を防止するための逆流防止弁により、重力に逆らって運ばれています。ただし、リンパ管の出発点である手や足の末端の非常に細い「毛細リンパ管」には、逆流防止弁がありがありませんので、どのような方向にも流れていくという特徴があります。

両足のリンパ管は浅層深層に配置されています。

両足の浅層のリンパ管は、足の甲と足の裏にあるとても豊富な網から始まりますが、この網は足の指の先から上行し、一部は膝裏のリンパ節を通り、浅鼠経(足のつけ根)のリンパ節に入ります。

両足の深層のリンパ管は、前脛骨動静脈(スネの部分)、後脛骨動静脈(ふくらはぎの部分)、腓骨動静脈(ふくらはぎの部分)に伴って上行し、その大部分は膝裏のリンパ節につながり、一部は前脛骨リンパ節に続いています。これらのリンパ節から出るリンパ管は大腿動静脈の周りのリンパ管と合流し、深鼠径部(足のつけ根)のリンパ節に入ります。

鼠径部から先は、骨盤からのリンパと合流して左右の「腰リンパ本幹」となります。この「腰リンパ本幹」に腸からのリンパを集めた「腸リンパ本管」が合流し、一本の太いリンパ管になります。腸リンパ本幹、右腰リンパ本幹、左腰リンパ本幹はおへその奥あたりで合流し一本の太いリンパ管になります。その後「乳び槽」と呼ばれるところに、小腸や大腸などの腸管からのリンパ液が流れ込みます。腸からのリンパ液内には食べ物を消化して吸収された脂肪が多く含まれるため、脂肪分の多い食事をした後には白濁したリンパ液になります。

乳び槽の上にある胸管は、大静脈に沿って上行します。そして、横隔膜を通過し、鎖骨の下にある左静脈角という部分で静脈に流れ込みます。

右頭部、右腕、右胸部の右上半身の浅リンパ管のみ、右リンパ本管を通り、右の鎖骨の下にある右静脈角という部分で静脈に流れ込みます。

分かりやすく言うと、右上半身は右の静脈角、それ以外の両足とお腹と左上半身の身体のほとんどは左静脈角へと集まってくるのです。

記事を監修したセラピスト

川上拓人先生

男性セラピストがもっと活躍できる日本を創りたいという想いから、一般社団法人 日本メンズセラピスト協会を設立。トップセラピストとして活躍しながら代表理事を務め、男性セラピストとして常に最先端を走る業界リーダーです。>>インタビューを読む

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