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驚くべき入浴の魅力3つのポイント「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」で正しく入浴!

8月 25, 2016

医学的にも証明されている3つの作用

入浴には意外と知られていない、身体に嬉しい3つの作用があります。
お湯に浸かることで、「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」の3つの物理的作用が働きます。入浴習慣が定着している日本では、この作用について医学的に研究・証明されています。

お湯に浸かると身体が温まる「温熱作用」

身体が温まると、皮膚の毛細血管や皮下の血管が広がり、身体の末端に血液が流れ込みます。血液の循環が良くなるため、新陳代謝が高まり、体内に蓄積していた老廃物の排出を促すことになり、肩こりをはじめ、身体の不具合を解消、あるいは軽減してくれるので疲労回復につながります。温熱作用により血流が良くなることで、腸をはじめとする内臓の働きが活性化され、代謝も良くなります。また、交感神経の緊張が自然と緩むので、リラックス効果をはじめ、自律神経をコントロールする作用もあります。入浴の方法によってはヒートショックプロテイン(HSP)が生成され、細胞が活性化するので、免疫力アップも期待できます。

注意すべき点は、血流の変化です。
全身の血流が良くなることで、脳や心臓への血流が少し減ります。長時間の入浴をすることで、脱水や血液が固まりやすい状態になり、脳梗塞、心筋梗塞をおこしやすくなります。お湯の温度によっても、血圧や脈拍の変化は違ってきます。ぬるめの温度では徐々に温熱効果が発揮されるので、血圧や脈拍の変動は少なくなりますが、熱めの温度では急激な血圧上昇を起こしやすくなりますので、38℃~40℃のお湯に、15分から20分程度浸かるのが、温熱作用の効果が得やすいとされる正しい入浴になります。

お湯の中で水圧がかかる「水圧作用(静水圧作用)」

入浴すると、水圧がかかりますが、この圧力によりウエストが3~6cmも細くなるほどと言われています。また、水圧により内臓も刺激され、内臓運動にもつながります。お湯に浸かっている身体の部分には、静水圧がかかるので、血液やリンパの流れが良くなります。さらに正座をすると、骨盤がバランスよく安定するため、歪んだ骨盤を正すことができます。骨盤が安定することで、内臓の位置が元に戻り、ポッコリお腹も解消、代謝も上がるので脂肪が燃えやすくなります。また、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させるため、空気を補うために呼吸の回数が増え心肺機能が高まります。

昔から、「足は第2の心臓」と言われています。足には全血液量の約1/3が集まっていますが、陸上では重力が邪魔をして、この血液が心臓まで上がりにくくなってしまい、むくみの原因などになったりしますが、入浴するだけで水圧により血管が細くなり、血液が心臓に向かって押し上げられます(ポンプアップ効果)。その結果、下肢の静脈の流れが良くなり、血液やリンパ液の循環も活発になります。

注意すべき点は、心臓への負担です。
お風呂から出るとき、急に立ち上がると水圧が解除されるため、心臓へ戻る血液が急激に少なくなり、脳への血流も減少するので、立ちくらみを起こしやすい状態になります。特に高齢者は、血流を調節する自律神経系の働きが低下しているので、立ちくらみを起こしやすいと考えられます。浴槽内での意識障害によって、溺れてしまうという事故が起こりやすくなるので、注意が必要です。

水圧は、水深によっても身体への影響が異なります。首まで浸かった全身浴の場合には、身体の表面積全体では500㎏から1tもの水圧がかかる計算になるので、心臓への負担が大きくなります。半身浴の場合には、圧迫される部分が下半身となるため、心臓への負担は少なくなります。

自然に体が浮く「浮力作用」

水の中で身体の力を抜くと自然に浮きます。特に赤ちゃんは軽いので、片手でも支えられますよね。これは浮力が働いて、身体が浮くのですが、湯船の底に身体が沈んでいてもきちんとこの浮力は働いています。お風呂に浸かると、体重は約9分の1程度になるので、普段体重を支えている筋肉や関節はその役割から開放され、身体が軽くなります。また、体感体重も10%ほどに軽減され、身体が軽くなった感覚により、筋肉が緩み、脳波が「α波」になり、リラックス状態になります。リラックス状態になると自律神経が整い、女性ホルモンの分泌も促される効果も期待できます。

意外と知らない正しい湯船の入り方

正しい湯船の入り方があることをご存じでしょうか?何も考えずに湯船に入る人も多いはずです。正しい湯船の入り方を勉強して、「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」を活用しましょう。

身体にあった水位でお湯を張り、41℃以下のぬるめの温度で15分以上ゆっくり入浴します。15分~20分程度、首まで浸かるのが理想の「正しい入浴法」です。
シャワーだけでは「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」の効果を得ることができませんので、「湯船に浸かる」ことが大切です。

まず湯船につかる前に「かけ湯」をします。身体の汚れを落としてから入浴するという目的もありますが、「かけ湯」をすることで急激な温度変化による血圧の急上昇を防ぐことが出来ます。つま先、腿、腹部、指先、腕、胸と身体の末端から心臓近くへと向かっていきましょう。入浴時は、水圧・温度の負担を軽くするために、足浴→半身浴→全身浴の順でゆっくり入浴しましょう。

長湯したい時は続けてお湯に浸かるのではなく、途中で浴槽のふちに腰かけたりして、休憩を取りながら行いましょう。

お風呂から上がる時は、水圧から解放され一気に血が巡り、身体の表面や下半身側に血液が移動します。脳貧血を起こしやすくなるので、入浴する際はとは逆に、全身浴→半身浴→足浴→ゆっくり立ち上がるという流れをつくりましょう。

毎日入るお風呂だから、正しく安全に楽しく健康入浴ライフを送りましょう。

記事を監修したセラピスト

植竹深雪先生

雑穀エキスパート、温泉ソムリエ(2つ星)、温泉ビューティーソムリエ、温泉入浴指導員、温泉保養士、スパリエインストラクターの資格を持つ温泉セラピスト。また、キャスターやリポーター、司会のほか、企業ホームページやネット、美容専門誌、小冊子など多数執筆。>>インタビューを読む

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