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冷え性はむくみの原因に?!一過性のむくみの6つの原因

7月 31, 2017

むくみの原因~一過性のむくみとは?

「むくみ」とは、「血管の外側の組織に余分な水分がたまっている状態」です。余分な水分というのは「血漿(けっしょう)」といわれるもので、血管から血漿が滲み出し、血漿から生じた組織液の一部がリンパ管の中に取り込まれ、リンパ液となります。リンパ液は体を巡回して血液に戻りますが、「何かの原因」でこの「血漿」がリンパ管に入れず、過剰にたまると「むくみ」となります。「むくみ」は医学用語では「浮腫(ふしゅ)」といいます。むくむ原因は正確には解明されていないようですが、次のような事が考えられます。

1, 運動不足、長時間の同じ姿勢(座りっぱなし、立ちっぱなし)
2, 冷えなどによる血行不良
3, 水分、塩分の摂りすぎ、お酒の飲みすぎ
4, ストレス、生理など(ホルモンバランス)
5, ビタミン、ミネラル不足(加工食品などの摂り過ぎ)
6, リンパの流れ自体の滞り

など一過性のものと、心臓、血管や肝臓、腎臓、などの障害による危険なサインである可能性のものがあります。

運動不足や冷え性などからくるむくみ

一過性のむくみ運動不足、長時間の同じ姿勢(座りっぱなし、立ちっぱなし)の場合、運動不足のうえ、デスクワークで座りっぱなしだったり、長時間の立ち仕事などだったりすると夕方になるとむくんできて、靴がきつくなったりしますよね?足の筋肉は、収縮することで血液を循環させるポンプの役割をしています。運動不足で足の筋肉が衰えるとむくみやすくなるのは、筋肉の働きが弱くなり血液循環が悪くなるからです。また、長時間立ち仕事をしてむくみやすくなるのは、重力によって血液が足に溜まります。そうなりますと静脈の圧が高くなりますので、静脈やリンパ管がスムーズに流れず、細胞から不要な水分を受け入れることが難しくなります。

冷え性による血行不良は、人間は体が冷えてくると、まず内臓を守るためにお腹に血液を集めます。すると手足の血管は収縮し血流が悪くなり、表面に近い「リンパ」の 流れは悪くなっていきます。

水分・塩分・お酒などからくるむくみ

水分、塩分の摂り過ぎ、お酒の飲みすぎなどからくるむくみは、余分な水分がたまっている状態ですので、水分や塩分をとり過ぎると、血液中の水分が増えるのでむくみやすくなる原因となります。また、お酒を飲むと「抗利尿ホルモン」というホルモンの分泌が抑えられてしまいます。通常「抗利尿ホルモン」は尿の量をコントロールする作用があるので、尿の排出は平常時、健康な人で2~3時間に1回ほどです。お酒を飲むと、このホルモンの分泌が抑制されるので、尿量をコントロールすることが出来なくなります。そのため尿の量が増え脱水状態になり、脱水状態になると体は危機と感じて、喉が渇き水分を欲するようになります。その結果、余分にお酒を飲むか水やお茶を飲むなどして必要以上に水分を摂りすぎてしまうのです。これがお酒を飲むとむくみを引き起こす原因になります。

また、お酒を飲むと血管が膨張してきますので、その影響で血管から水分が出やすくなってしまうのです。この余分な水分もむくみを引き起こす原因を作ります。そして、おつまみは脂っこい物や濃い目の味付けや塩分の強いもの多く、塩分は水分をためこむ特性を持っています。お酒を飲んで、ただでさえむくみやすい状態であるのに、それに塩分が加わると水分代謝が余計に悪くなってしまって、むくみが悪化してしまいます。

女性の悩みからくるむくみ

ストレス、生理など(ホルモンバランス)からくる一過性のむくみには、生理前に起こるむくみは、女性ホルモンのバランスが乱れることによって引き起こされると言われています。生理前だけでなく、生理中や生理後にむくむという方もいます。これはプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という2つの女性ホルモンが大きく関係していると言われています。

生理前に起こるむくみには、生理前(排卵後から次の生理にかけて)は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えるため、むくみやすくなります。黄体ホルモンの働きは、妊娠を維持し、妊娠した時は、胎児を守る働きをします。妊娠に備えて、体温を上げ、体内に水分や栄養を蓄え、頸管粘液の粘度をあげて、精子や細菌の侵入を防ぐ働きがあるため、顔や体がむくみやすなります。また、受精卵をとどめておくために、子宮の収縮を抑える働きがあります。これが、大腸にも影響を及ぼし、腸の働きを抑制し、便が腸内にとどまりやすくなり、むくみだけでなく、腹痛、腰痛、頭痛が起きたり、精神的に不安定になってイライラしたり、皮脂の分泌も増やしますので、吹き出物が出たりすることがあります。

期間としては14日間ほどで、黄体期と呼ばれてます。特に生理の3日~10日前くらいで症状の重いものをPMS(月経前症候群)と呼びます。

生理中に起こるむくみの原因として、生理中は、プロゲステロンとエストロゲン両方の分泌が少なくなり、体温が下がります。そのため、全身の血行が悪くなり、代謝が下がることで、体内の水分が排出されにくくなり、むくみが起こりやすくなると言われています。

また、反対に生理後に起こるむくみの原因には、通常、生理後はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増えるため、食欲が抑えられて、新陳代謝が促進されます。生理前や生理中に、黄体ホルモンの影響でためこんでいた水分が排出されるので、むくみもとれ、ストレスもたまりにくくなります。

生理後でもむくみが現れる大きな原因としては、ホルモンバランスの乱れや貧血などが影響しているようです。本来ならば、生理後に増加するはずの「エストロゲン」の分泌不足や、生理前の「プロゲステロン」の過剰分泌が考えられます。女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部や下垂体と呼ばれるところが深く関係していますが、強いストレス等を受けると、この部分がうまく作用しなくなり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。 ホルモンバランスの乱れは、生活習慣やストレスなどが原因と言われています。

食事からくるむくみ

現代人は、ストレスや生活習慣、食品の精製・加工・保存によって身体に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルの摂取が少なくなっている傾向にあります。特にタンパク質とビタミンB群の不足は、むくみに関係しています。

私たちが食べ物から摂ったたんぱく質や脂質、炭水化物は、エネルギーや身体に必要な成分に作り変える「代謝」を行なわなければなりません。ビタミンB群は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝すべてに関わっていますが、その中でもビタミンB6は、体タンパクの合成や造血に関与していています。また、ビタミンB6は女性ホルモンのバランスを整えてくれますので、生理前にむくみがひどい人には効果が期待できます。

血液中に最も多く含まれているアルブミンというタンパク質は、自律神経のバランスによって水分を血管の中に引き込む働きがあり、血液中のタンパク質の濃度は一定に保たれています。血液中のタンパク質の濃度が不足すると、自律神経が血液中の水分を血管の外へ排出し、濃度を一定に保とうとします。血管から染み出た水分は、その周辺の細胞と細胞の間に溜まりむくみの原因となるのです。アルブミンは体内で合成される物質で、食べ物に含まれるたんぱく質を材料に肝臓で作られます。

ビタミンB6は主に肉や魚などの動物性タンパク質に多く含まれています。

レバー、牛赤身、鶏ささみ、かつお、まぐろ、鮭、さんま、いわし、さばなど

大豆などの豆類、玄米、バナナ、さつまいも、にんにくなどにも比較的多く含まれていますが、 植物性食品に含まれるビタミンB6は体内での利用効率が低いことが分かっています。

冷凍食品や加工食品はビタミンB6が減少してしまうため、なるべく新鮮な食材を食べるようにしたいですね。

また、ビタミンB6は単体で摂るよりもビタミンB郡全体で摂る方がそれぞれの作用が強まります。 特にビタミンB2(魚類、レバー)はビタミンB6を体内で活性化させる働きを持っていますので、一緒に摂るようにしてください。

そして、ホルモンバランスが整ってくると、イライラも解消され、ストレスで失われるビタミンCを守ることにもつながります。また、ビタミンEは血液の流れを良くする働きが、カリウムは、体内の水分量を調整する働きが、クエン酸は、血液や、リンパの流れを良くする働き、マグネシウムは、筋肉の運動をサポートする働きがあり、カリウムと同じように利尿作用もあります。カルシウムは骨や歯のイメージが強いですが、筋肉の収縮をスムーズにする働きもあるので、血液やリンパの流れを良くし、利尿作用によって体外に水分を排出しやすくなります。

このように、タンパク質や多くのミネラルやビタミンは、体にとって様々な働きをしていますが、むくみの原因を除く働きもしてくれています。

リンパ自体の流れの滞りからくるむくみ

「リンパ管の自発性収縮はヒトでも観察されていて,1分間における収縮は下肢のリンパ管で4-5回,胸管で1-4回といわれる.カニューレーション(カテーテルを挿入すること)で胸管からリンパを採集していると, 呼吸が止まると,腸の運動が止まると,直ちにリンパ の流れが止まる.その時お腹をポンポンと軽く叩くだけでリンパはザーと流れる.四肢のリンパ管にカニューレーションすると,麻酔下では殆どリンパを採集できないが,指,足を軽く揉むだけでリンパは流れてくる.実際にこのような現象をみていると,リンパの流れは受動的なものが主体であると感じる.したがって,リンパの流れにはマッサージや筋肉運動が大切である.」引用:「リンパ管の7 不思議 熊本大学名誉教授 小谷 正彦」

このように、リンパ管自体の自発性収縮は観察されているそうですが、リンパの流れの主体は受動的なものであり、マッサージや筋肉運動が大切であると述べています。リンパ自体の流れには以下のようなことが関わっていると考えられています。

・筋肉運動(骨格筋の収縮・弛緩)

表面(浅リンパ)の循環は、皮下脂肪の中に分布しているリンパ管が筋肉運動によって収縮し、リンパ液が循環します。静脈と同じように、リンパ管でも筋肉による収縮・弛緩が重要な役割を果たしています。筋肉がリンパ管を圧迫するように働くことで、管内のリンパが逆流防止弁を開く方向に流れます。

・呼吸(横隔膜の拡張・収縮)

呼吸によって横隔膜が拡張、収縮し、これによって胸管が刺激され、リンパ液が循環するのを助けます。呼吸運動、とくに腹式呼吸はリンパの流れを活発にするといわれています。脚がむくんだときは、リンパの流れもそこで滞っているようにイメージしがちですが、両脚のリンパは鼠蹊部(足のつけ根)のリンパ節から、横隔膜の近くにある「乳び槽(にゅうびそう)」というところに集まります。ここには、腸管リンパも接続していて、小腸や大腸では、脂肪酸、唾液や胃液など1日10リットルもの消化液などをリンパ管から吸収しています。その大量の水分が腸管リンパから合流するため、乳び槽ではもともとリンパの流れが滞りやすい傾向があるそうです。この乳び槽は、内臓の奥の背中に近い部分にあるので、乳び槽に溜まったリンパ液を腹式呼吸で流すことによって、再び下半身のリンパ液が流れやすくなります。

・腸蠕動運動(平滑筋の収縮と弛緩)

蠕動運動(ぜんどううんどう)とは、消化した食べ物を腸の中で移動させたり便を体外へ排出させたりする動きです。自律神経によって腸蠕動運動がおこり、平滑筋の収縮と弛緩によって腹部のリンパ循環がおこります。自律神経には交感神経と副交感神経があり、腸の蠕動運動は副交感神経が活発になるとそれに合わせて活発になります。自律神経はストレスに敏感です。腸の蠕動運動を活発にするには、ストレスをためないことが重要です。他にも、朝一杯の白湯(水)を飲む、適度な運動をする、規則正しい生活習慣、食事習慣を心がけるのが大切です。

一過性のものではないむくみに対しては、内科的なホルモンバランスの乱れや腎臓、副腎などの病気でむくみが出る場合もありますので、その場合は内分泌を扱う内科での検査を受けることをお勧めします。検査をしても異常がない場合は、摂取する塩分を控えるとよくなる場合もあるようです。

記事を監修したセラピスト

川上拓人先生

男性セラピストがもっと活躍できる日本を創りたいという想いから、一般社団法人 日本メンズセラピスト協会を設立。トップセラピストとして活躍しながら代表理事を務め、男性セラピストとして常に最先端を走る業界リーダーです。>>インタビューを読む

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